
MESSAGES
代表メッセージ
想いを受け継ぎ、未来へひらく
想いを受け継ぎ、
未来へひらく
かつてここには、日本の成長期を力強く生き抜いた人々が、人生の安らかな終章を託した「みずほの里」がありました。入口の大きな桜は春ごとに満開の花で人々を迎え、新緑や紫陽花、移ろう季節の小路には、幾重もの笑顔と記憶が静かに刻まれてきました。その名は、創設者・芦原尚の父、赤髭先生・芦原みずほに由来します。一つの歴史がそっと幕を下ろした今、先代の想いと夢は若者たちの手に受け継がれ、地域医療と人のつながり、安息と成長の場として、新しい「みずほの里」が歩みを始めます。これまでへの感謝を胸に、私たちはこの場所で、人と地域の未来を丁寧につむいでまいります。
みずほの里プロジェクト 代表
長谷部 智晴
みずほの里プロジェクト 副代表
木村 直人
“暮らしの中の余白から、自然と健やかになるまちへ”
“つながりを処方して、
まちを元気に”
私はこれまで、医師として地域医療に関わる中で、たくさんの方々の暮らしに触れてきました。病気そのものだけでなく、通院のこと、家族のこと、介護のこと、ひとりで抱えている不安のこと。診察室の中だけでは見えにくい、暮らしの中の小さな困りごとや、誰にも言えない心細さに出会うことが何度もありました。
その中で感じてきたのは、人が健やかに暮らしていくためには、医療だけではなく、日々の中にある何気ないつながりや、ほっと息をつける余白が大切だということです。
みずほの里で育てていきたいのは、用事がある日も、ない日も、誰もが自然に混ざれるまちの余白です。カフェでコーヒーを飲む。本棚をのぞく。畑を眺める。子どもたちが遊ぶ。誰かと少し話す。何もせず、ただそこにいる。そんな時間が自然に生まれる場所。
そして、もし困ったときにも、ここが一方的にケアを受けるだけの場所になるのではなく、訪れることで少し肩の力が抜けたり、誰かの顔を思い出したり、自分の中に新しい余白が生まれたりする。必要なときには、診療所や専門職がきちんと力になります。でもその前に、まずは一人の人として、ふらっと立ち寄れる場所でありたいと思っています。
医療や福祉が前に出すぎるのではなく、暮らしのそばにそっとある。そして、地域の人たち一人ひとりの「やってみたい」や「ちょっと話したい」が、少しずつ形になっていく。その積み重ねの先に、まち全体が自然と健やかになっていく。そんな未来を地域の皆さんと一緒に育てていきたいと思っています。
用事がある日も、ない日も、ふらっと立ち寄ってもらえたら嬉しいです。ここにある余白から、新しいつながりが生まれていくことを楽しみにしています。
みずほの里プロジェクト 副代表
NPO みずほ社会福祉協会 代表理事
みずほの里診療所 院長〈予定〉
長谷部 圭亮
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